2018年2月8日

東京ビジネスデザインアワード受賞

2017年度 東京ビジネスデザインアワードにてテーマ賞を受賞いたしました。

2/7の授賞式にて

提案「薄い、曲がる無機ELシートを応用した照明器具」
デザイナー:米田浩介様

無機ELの薄く・軽いという特徴を活かした先進的なデザインに加え、新たな照明環境を創り出す可能性を持っている点をご評価いただきました。
今後の商品化に向け、より一層努めて参ります。

■受賞発表ページ http://www.tokyo-design.ne.jp/results/

東京ビジネスデザインアワードの概要


「東京ビジネスデザインアワード」 は、東京都内のものづくり中小企業と優れた課題解決力・提案力を併せ持つデザイナーとが協働することを目的とした、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションです。

ものづくり中小企業が持つ高い技術や特殊な素材をコンペティションの「テーマ」として募集、審査を経て選定します。

東京ビジネスデザインアワード開催概要より引用)

2017年9月22日

「なわ文鎮」新発売

多彩な使い方ができる新しいおもり製品
「なわ文鎮(ぶんちん)」を発売いたしました。

ご購入はWEBショップへ


「なわ文鎮」は、従来の文鎮とは全く異なるロープ状の文鎮です。
しっかりとした重さがありながら、しなやかに曲がるのが特徴です。

◆自在に曲げて、多彩な用途に
書道用の文鎮としてだけでなく、読み途中の本を押さえたり、
手芸の型紙や生地を固定したり…
さまざまなシーンで使うことができます。

◆対象物を傷めません
おもり部分の外周をポリエステル糸で編みあげているため、
手触りがよく、対象物を傷めないことも特徴です。

■製品概要■
・サイズ  直径約0.8cm・長さ50cm
・重さ   約150g
・カラー  黒・緑(2種類)
・価格   3,000円(税込・送料込み)
・販売方法 ご注文フォーム/FAX

ご購入はWEBショップへ



2017年3月15日

日刊工業新聞に記事掲載

3/14(火)付 日刊工業新聞に、「白井団地が動画ページ」と題して
当社工場のある白井工業団地の記事が掲載されました。
動画ページには、当社初の紹介動画もございます。
ぜひご覧ください。

海光社の動画ページ:https://www.youtube.com/watch?v=R0z0M8uqY-0

白井工業団地:http://www.shiroikyougikai.jp/


2017年1月4日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
昨年中は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
本年も引き続きご芳情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

海光社創業時の製品・水中集魚灯

2016年9月15日

コラム第2回「投げてびっくり!ラインウエイト」

当コラムでは、海光社のユニークな製品にまつわるお話を紹介しています。
▶第1回「はじまりの水中集魚灯」はこちら



第2回「投げてびっくり!ラインウエイト」

ラインウエイト

創業当時に開発され、今なお主力製品である「ラインウエイト」。
この鉛のオモリが入ったロープは、漁業で使う網を海中に沈めるために使われます。皆さんが日々おいしく食べているお魚も、ラインウエイトの活躍によって獲られたものかもしれません。

誕生秘話・オモリのかたちを変えてしまおう


従来の網。黒い部分がオモリ

当時の主流だったのは、網の端にオモリを付けて沈める方法。しかし巻き上げる際に絡んだり、オモリが漁師に当たって大事故になることもありました。

これではとても不便だ。漁業の現場を見た創業者は新しい「オモリのかたち」を考え始めます。オモリ自体がしなやかだったら、扱いやすくケガをすることもない。鉛をこまかく数珠状にすれば、そして間に糸を通せば、重くてもしなやかなロープになる。こうして世界初のオモリ入りロープ「沈子綱(ちんしづな)」が生まれました。

このロープはラインウエイトと名付けられ、画期的な扱いやすさが評判となり全国の漁場で使われることになります。


さて、ラインウエイトが全国で使われるようになるまで、さまざまな苦労があったようです。新開発のラインウエイトを広めようと、当時の社員は全国各地へ出かけました。

しかし、訪れた先の漁師さんはベテランばかり。使い慣れた道具以外のものを、そう簡単に信用してくれません。渡されたラインウエイトは、「こんなロープじゃ、ダメだ」と海に放り投げられてしまいました。

と、その時!
ラインウエイトがぐんぐん海に沈んでいったのです。これを見た漁師さんはあっと驚いて、その性能を認めてくれたという話です。


今では漁業の「あたりまえ」となったラインウエイト。漁業をよりよくしたいという創業者の願いから生まれたこの製品は、今日もどこかの海で活躍しているはずです。



→第3回へつづく
→第1回「はじまりの水中集魚灯」はこちら


2016年9月7日

コラム 第1回「はじまりの水中集魚灯」



「えっ、そんな製品もやってるんですか?」
と尋ねられることが、日頃からよくある当社。せっかくですので、ユニークな製品たちにまつわるお話を紹介してまいります。ぜひお付き合い下さい!




第1回 「はじまりの水中集魚灯」


現在では販売しておりませんが、水中集魚灯は当社の「はじまりの製品」なのです。
今から70年以上前、海洋研究者である創業者・林寿は漁業の近代化に取り組んでいました。
『もっと効率よく魚を獲ることは出来ないだろうか?』

創業者・林 寿
林は元々使われていた集魚灯と、これに集まる魚の習性を研究しました。魚には認識しやすい光の強さがあり、ただ明るければ寄ってくる訳ではない…。そこで発明されたのが、「水中集魚灯」です。


これは従来型の「船上から光を照らして、水面近くの魚を集める集魚灯」とは異なり、ランプごと海中に沈めて、さらに自動で光の調節を行い魚をおびき寄せるという画期的なシステムの集魚灯でした。

魚の習性、光の性質を研究した末に生まれたこの水中集魚灯には、より多くの魚が寄ってくる。いままでより早く、効率的に漁ができる。発明は成功しました。

これをきっかけに、1946年「海光社水産研究所」が創立されます。1956年には株式会社となり、量産体制を整備。海光社ではその後もかずかずの製品を生み出し、(詳細:海光社の技術紹介ページ)現在にいたるまで漁業資材を作り続けています。


今では日立市郷土博物館にて、静かに余生を過ごす水中集魚灯。会社ロゴのモチーフにもなった水中集魚灯は、海光社の原点ともいえる製品なのです。

さて、ほかにも創業当時に発明された、現役の主力製品「ラインウエイト」がありますがこちらの紹介はまた次回に。



第2回「投げてびっくり!ラインウエイト」につづく

2016年1月5日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
海光社は設立60周年(創立からは70周年)を迎えました。
今後も相変わらぬご交諠を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。